ワインの味を決める最も重要なものはぶどうの種類や品質。ぶどうは同じ品種でも生産地の気候や風土によって個性が大きく変わります。
今回は国税庁から発表された2016年度資料を参考に、全国のワイナリーが受け入れた国内生産の白ワイン用ぶどう上位5種を紹介します。
白ワイン用ぶどう品種別受入数量
品種名 | 受入数量※1 | シェア |
---|---|---|
甲州 | 3,574t | 35.0% |
ナイアガラ | 2,812t | 27.6% |
デラウェア | 1,473t | 14.4% |
シャルドネ | 1,229t | 12.0% |
ケルナー | 310t | 3.0% |
※白ワイン用ぶどうの国内総受入数量=10,204t
※1…ここでの「受入数量」は、生産されたぶどうの中からワイナリーが受け入れた数量を指します。
甲州
日本ワインにおける白ワイン用ぶどうの代表格。白ワイン用ぶどうの約1/3のシェアを占める。
スッキリとして軽やかな辛口ワインが多い。みかんや梨など日本を感じるような香りや旨みが特徴的。
受入生産数量上位3県の比較表
生産県名 | 受入生産数量 | シェア |
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山梨県 | 3,426t | 95.9% |
島根県 | 93t | 2.6% |
山形県 | 37t | 1.0% |
ナイアガラ
アメリカ原産のぶどう品種。日本には明治時代に伝わり、ワイン用のほかに生食用や果汁飲料に使われる。
甘口から辛口と幅広いワインが醸造され、フルーティな香りとフレッシュな果実感が特徴的。
受入生産数量上位3県の比較表
生産県名 | 受入生産数量 | シェア |
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長野県 | 1,298t | 46.2% |
北海道 | 894t | 31.8% |
山形県 | 411t | 14.6% |
デラウェア
アメリカ原産の自然交配種。日本には明治時代に輸入された。生食用が有名で種ナシの物もある。
甘口のワインが多い。フレッシュな果実感と旨み、バランスのいい酸味でスッキリした印象がある。
受入生産数量上位3県の比較表
生産県名 | 受入生産数量 | シェア |
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山形県 | 751t | 51.0% |
山梨道 | 464t | 31.5% |
北海道 | 101t | 6.9% |
シャルドネ
フランス原産のぶどう品種。世界中で高品質ワインを生み出す最も人気のある白ワイン用品種のひとつ。
醸造方法によって、スッキリした味わいから濃厚な味わいまで幅広いタイプがある。共通して酸味と果実感のバランスがいいものが多い。
受入生産数量上位3県の比較表
生産県名 | 受入生産数量 | シェア |
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長野県 | 411t | 33.4% |
山形道 | 244t | 19.9% |
兵庫県 | 95t | 7.7% |
ケルナー
ドイツ原産のぶどう品種。白ぶどうのリースリングと黒ぶどうのトロリンガーの交配種。寒さに強く、日本では北海道で多く生産される。
フレッシュな果実感と柑橘系の香りが特徴的で、穏やかな酸味でしっかりとしたテイストが多い。
受入生産数量上位3県の比較表
生産県名 | 受入生産数量 | シェア |
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北海道 | 259t | 83.5% |
新潟道 | 23t | 7.4% |
長野県 | 18t | 5.8% |
※参考資料:国内製造ワインの概況(平成28年度調査分)
当メディアの編集部です。「日本ワインを楽しもう!」を理念に掲げ活動中。