中野坂上のマンションの一角に店を構えるワインカーヴ藤小西に平成の終わり、令和の始まりに飲みたいちょっとリッチなワインと店長の西村さんオススメ日本ワインをお聞きしました。ゴールデンウィークに試すワインの参考にしてはいかがでしょうか。
ちょっとリッチなワイン
モンガク谷ワイナリー モンガク谷 2017(北海道)
- タイプ
- 白
- 使用品種
- ピノノワール、シャルドネ、ピノグリ、ピノブラン、ソービニョンブランなど7種
- 味や製法
- ピノノワールを主体としたフランス系品種を野生酵母で混醸。
- 特徴
- 独特のミネラル感とピノノワール主体による厚み、北海道らしい酸がそろったバランスが良い味わい。今後シャンパーニュの様な泡を造りたいそうで、それも納得。
- 美味しく飲める温度
- 11~16度
- 合わせたい料理
- 生ハムを使用したサラダ
- 価格
- 5,000円(税込)
店長さんのおすすめワイン
酒井ワイナリー バータップワイン赤 2017(山形県)
- タイプ
- 赤(ライトボディ)
- 使用品種
- マスカット・ベーリーAを主体に数種類
- 味や製法
- 数種類のブドウを一つのタンクで亜硫酸を添加せず全房で発酵。年によりブドウの比率なども変わるのでその年ならではの味わいがある。
- 特徴
- ラズベリーやさくらんぼのような果実味と全房発酵による青さ、心地よい苦みが特徴。スルスルと身体へ引き込まれていくような感覚
- 美味しく飲める温度
- 12~16度
- 合わせたい料理
- きんぴらごぼう、鶏のから揚げ
- 価格
- 1,944円(税込)
ココ・ファーム・ワイナリー 月を待つ 2017(栃木県)
- タイプ
- 白
- 使用品種
- ケルナー
- 味や製法
- 葡萄を選果した後、やさしくプレスして得られた果汁をステンレスタンクに入れ、約13~20℃の温度で野生酵母によって約1~2ヶ月間ゆっくりと醗酵させた。一部は酵母醗酵後樽に移し、MLF(マロラクティック醗酵)を促した。(ココファームワインデータシートより)
- 特徴
- 栃木県のワイナリーが北海道のブドウで醸造。和柑橘のニュアンスやマスカット、きれいでシャープな酸が全体の印象を整えている。
- 美味しく飲める温度
- 8~12度
- 合わせたい料理
- すだちを搾った鯛の塩釜焼き
- 価格
- 3,000円(税込)
登醸造 セツナウタ 2017(北海道)
- タイプ
- ロゼ
- 使用品種
- ツヴァイゲルト
- 味や製法
- 収穫後すぐに搾汁したものを80%、収穫後 2 週間全房で漬け込み後に搾汁したものを15%、収穫後 3 か月炭酸ガス内に置いた後に搾汁したものを5%ブレンド、200Lタンクへ移動後野生酵母で11か月発酵。無濾過清澄剤不使用。
- 特徴
- MC由来のチャーミングな味わいとマセラシオン由来のスパイシーで大人なニュアンスが溶け合う不思議な味わい
- 美味しく飲める温度
- 12~16度
- 合わせたい料理
- 鶏肉と大根の煮物
- 価格
- 2,700円(税込)
さっぽろ藤野ワイナリー ナイヤガラナチュラルスパークリング 2018(北海道)
- タイプ
- スパークリング
- 使用品種
- ナイヤガラ
- 味や製法
- 余市登町の契約農家で栽培されたナイヤガラを極力ナチュラルな方法でスパークリングへ仕立てたワイン。2次発酵の補糖も道内産の甜菜糖を使用。野生酵母で発酵。無濾過無清澄、酸化防止剤無添加。
- 特徴
- ナイヤガラの鮮烈なラブルスカ香と北海道らしい綺麗な酸が特徴。
- 美味しく飲める温度
- 6~11度
- 合わせたい料理
- アジフライ、菜の花のからしあえ
- 価格
- 1,994円(税込)
店長さん注目のブドウ品種ワイン
さっぽろ藤野ワイナリー アッジジのフランシスコセイベル13053 2016(北海道)
- タイプ
- 赤
- 使用品種
- セイベル13053
- 味や製法
- 北海道厚沢部町鶉(うずら)の進藤貞一さんが丁寧に栽培されたセイベル13053種をひと房ずつ選果した後、手で除梗し、天然酵母の力で発酵させました。その後樽内発酵、樽内熟成を行っています(ワイナリーコメントより)
- 特徴
- 醸造由来の揮発酸が濃いニュアンスはしっかりとありながらも柔らかで軽やかな液体とうまく混ざり相独特の風味を生み出している。
- 美味しく飲める温度
- 11~16度
- 合わせたい料理
- 豚肉のリエット(コルニッションを一緒に)
- 価格
- 2,700円(税込)
※価格はワインカーヴ藤小西での販売価格になります。
※ご紹介したワインの在庫等に関する情報は店舗までお問合わせください。
この記事のライター:nippon.wine編集部
当メディアの編集部です。「日本ワインを楽しもう!」を理念に掲げ活動中。
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