空けたワインが飲み切れなかったり、プレゼントされたワインが好みではなく余ってしまった場合など、持て余したワインの活用方法としてワインを使ったカクテルをご紹介します。
ワインにニガテ意識がある方にもオススメです。
白ワインを使用したカクテル
キール
スイートなカシス味をプラスしたワインカクテルの定番。食前酒などで楽しまれることが多く、白ワインの代わりにスパークリングワインを使って作ると”キールロワイヤル”と名前を変えてリッチなテイストに。
作り方
白ワインとカシスリキュールを5:1で割る
(※キールロワイヤルの場合は、白ワインの代わりにスパークリングワインを使用する)
オペレーター
ノンアルコールのジンジャーエールで割るためアルコール度数も下がり、お酒が苦手な人にもオススメ。シュワシュワとジンジャーでスッキリしたテイストのカクテルです。
作り方
白ワインとジンジャーエールを1:1で割り、お好みでレモンを適量
スプリッツァー
ソーダ(炭酸水)で割ることで爽快感があるスッキリとしたテイストのカクテル。炭酸が強めのソーダで割るのもオススメです。
白ワインを赤ワインに代えて作ると”スプリッツァールージュ”となります。
作り方
白ワインとソーダ(炭酸水)を1:1で割り、お好みでライムを適量
(※スプリッツァールージュの場合、割合は同じでライムの変わりにレモンを適量)
ビアスプリッツァー
ワインもビールも好きという欲張り方に飲んでほしいカクテル。グラスを含めてすべてをキンキンに冷やすのがオススメ。
お酒に弱い方はノンアルコールビールで作るのもアリです。
作り方
白ワインとビールを1:1で割り、お好みでレモンを適量(※ビールの代わりに発泡酒や第三のビールでもOK)
赤ワインを使用したカクテル
ホットワイン
赤ワインをスパイス(香辛料)やフルーツと一緒に温めたカクテルで、寒い季節にピッタリ。
スパイスはシナモンやクローブ、フルーツはオレンジやレモンを入れて作られることが多く、砂糖やはちみつを少し入れて甘めにしても美味しくいただけます。
レシピの自由度が高いため、色々な組み合わせを試して自分好みのレシピを探すのも楽しみ方のひとつ。
作り方
鍋に赤ワインとお好みのスパイス、フルーツなどを適量入れて沸騰しないように温める
(※耐熱カップに材料を入れて電子レンジで温めてもOK)
キティ
赤ワインをジンジャーエールで割ったカクテル。
甘いお酒が苦手な方は辛口のジンジャーエールを、ワインが苦手な方はライトボディ(軽口)の赤ワインを使うのがオススメです。
作り方
赤ワインとジンジャーエールを1:1で割る
カリモチョ
赤ワインにコーラの甘み、炭酸とスパイシーな香りが重なるスペインで人気のカクテル。
作り方
赤ワインとコーラを1:1で割る
カーディナル
赤ワインにカシスリキュールを加え、甘みと香りがプラスされた飲みやすいカクテル。
先に紹介した”キール”の赤ワインバージョンです。
作り方
赤ワインとカシスリキュールを4:1で割る
スパークリングワインを使用したカクテル
ミモザ
鮮やかな黄色で「ミモザ」の花に似ていることが由来のカクテル。
フランスでは貴族の間で飲まれていた歴史あるカクテルです。
作り方
スパークリングワインとオレンジジュースを1:1で割る
ベリーニ
ピーチネクターの濃厚な甘みと飲み口にスパークリングワインの炭酸と酸味を加えることで、爽やかかつリッチなテイストを味わえるカクテル。
作り方
スパークリングワインとピーチネクターを2:1で割る
(※グレナデンシロップを1ダッシュ加えると本格的)
ティツィアーノ
グレープフルーツジュースの酸味をスパークリングワインの炭酸で爽やかで飲みやすくしたカクテル。”ベリーニ”の派生で甘さ控えめでベリーニよりも大人なテイスト。
作り方
スパークリングワインとグレープフルーツジュースを2:1で割る
(※グレナデンシロップを1ダッシュ加えると本格的)
ブラック・ベルベット
スタウトビール(黒ビール)独特の苦味と旨みにスパークリングワインのキレが加わった大人なカクテル。クラフトビール好きにも楽しんでもらいたい一品。
お好みで割合を変えてもOK。
作り方
スパークリングワインとスタストビール(黒ビール)を1:1で割る
まとめ
今回ご紹介したワインの活用法はいかがでしたか?
余ったワインだけでなく、パーティーなど大人数が集まった場でこれらのカクテルを試してみるのも楽しみ方のひとつ。グラスにこだわったり飾りでフルーツを加えたりすると、見た目にもとってもオシャレなドリンクに仕上がりますよ。
今回は紹介しませんでしたが、ワインを使ったカクテルとしてフルーツなどを合わせたサングリアも有名です。サングリアはレシピが幅広すぎるため別の機会にご紹介したいと思います。
※こちらの記事は、匿名希望のライター様による寄稿記事です。